2020-01-01から1年間の記事一覧

配合の調整方法

項目 細骨材率 単位水量 粗粒率が0.1大きい 0.5大きくする - スランプが1cm大きい 補正なし 1.2%大きくする 細骨材率が1%大きい - 1.5kg大きくする 川砂利を用いる 3~5%小さくする 9~15kg/m3小さくする 空気量が1%大きい 0.5~1.0%小さくする -

流動化コンクリート

流動化コンクリートとは ベースコンクリートに流動化剤(ナフタレンスルフォン酸、メラミンスルフォン酸、)を添加したもの 特徴①:単位水量を増やさずにスランプを大きくし、施工性を向上 特徴②:同一スランプとしたときに、単位水量を減じることで品質改善…

水質管理 その2 水質検査

◆「検査」と「試験」の使い分け 水質検査:法令に基づく水質基準適否の判定を行う場合 水質試験:検査以外、処理工程水などの場合 ◆給水栓水の検査項目と頻度(水道法第20条第1項) ①1日1回 色、濁り、消毒の残留効果 ②おおむね1月に1回以上(9項目…

水質管理 その1 水質基準

◆水質基準 ①水質基準項目(水道法第4条、水質基準に関する省令:厚生労働省令第百一号) 省令1~31の項目:人の健康に関連する項目 省令32~51の項目:生活利用上または施設管理上障害の生じるおそれのある項目 ②水質管理目標設定項目(厚生労働省:…

導・送・配水施設 その5 配水施設 

9)配水管 ①管種 JWWA規格などがある ダクタイル鋳鉄管 鋼管 SUS管 硬質塩化ビニル管 配水用ポリエチレン管など 選定基準 (1)材質により浄水の汚染のおそれがないもの (2)管内圧、外力に対して、安全であるもの (3)埋設条件に適合するもの (4)…

導・送・配水施設 その4 配水施設 

4)消火用水量 「水道事業者は、水道施設に公共の消防のための消火栓を設置しなければならない。また公共の消防用として使用された水の料金を徴収することはできない」 配水池の計画給水人口が50,000人以下 ⇒容量設計にあたり、消火用水量を加算する …

導・送・配水施設 その3 配水施設

配水施設 浄水を輸送・分配・供給する機能をもつ。 付属設備として、配水池、配水塔、高架タンク、配水管、ポンプ、バルブがある。 求められる性能 ①変動する需要量に対して、適正な水圧で連続かつ安定的に供給すること ②維持管理が効率的で容易であること ③…

導・送・配水施設 その2 送水施設

送水施設 浄水施設で処理された浄水を配水池に送水する施設 送水方式 導水方式と同じ3種 計画送水量 計画給水人口x一人一日当たりの最大給水量 送水路 ①送水管 原則菅水路とする 複線化し、安定性向上を図る 基本的に耐震性の高い管種、継手を採用する。 …

導・送・配水施設 その1 導水施設

導水施設:取水施設で取水された原水を浄水施設に輸送する施設 導水方式 ①自然流下方式 自然の位置エネルギーを活用して原水を流下させる方式 安定性が高く、動力費不要、地理的条件(レベル差)を確保できるかどうか ②ポンプ加圧方式 自然流下方式が不可能…