導・送・配水施設 その5 配水施設
9)配水管
①管種 JWWA規格などがある
ダクタイル鋳鉄管
鋼管
SUS管
硬質塩化ビニル管
配水用ポリエチレン管など
選定基準
(1)材質により浄水の汚染のおそれがないもの
(2)管内圧、外力に対して、安全であるもの
(3)埋設条件に適合するもの
(4)埋設環境に適合した施工性を有するもの
②異形管防護
曲げ部は、水平・鉛直ともに管内水圧による不平均力を受けるため、防護措置をする
③電食・腐食
鉄管は、腐食への配慮が必要
異種金属、土層の変化部、軌道レールのちかくなど電池が成立する箇所
④誤接続の防止措置
区分 | 色 |
電話線 | 赤 |
電力線 | オレンジ |
水管(上水) | 青 |
水管(工水) | 白 |
下水道管 | 茶 |
ガス管 | 緑 |
⑤付属設備
バルブ(遮断、制御)
空気弁
減圧弁
消火栓
流量計
水圧計
自動水質計器
10)水運用と配水調整
11)施設の更新
アセットマネジメント:水道ビジョンに掲げられた持続可能な水道事業を実現するために水道施設の特性を踏まえつつ、中長期的な視点に立ち、水道施設のライフサイクル全体に渡って効率的かつ効果的に水道施設を管理運営する体系化されて実践活動
管路更新工法
①更新工法
布設替工法
既設管内布設工法(PIP工法など)
②更生工法
合成樹脂管挿入工法
被覆材管内装着工法
12)施設の耐震化
H20年10月1日 水道施設の技術的基準を定める省令の改正
・重要度に応じた耐震性能の明確化
・施設更新に併せて耐震化を如何に推進するかの道筋を示した。
13)漏水防止
①現状:経年劣化、外部要因(土圧、地震)により、漏水が発生しやすい
②漏水防止の目標を策定する
③対策
基本的対策
対症療法的対策
予防的対策に分類⑧
④配水量分析
⑤漏水量の把握
(1)直接測定法
(2)間接測定法:夜間に実施 ポピュラー
⑥漏水の復元
修理後1~2年ごとに追跡調査を実施する
⑦漏水探知機
・音聴棒
・電子式漏水発見器
・相関式漏水発見器
・時間積分式漏水発見器
・地中レーダ
・漏水量の伝搬性
・漏水判定機器
⑧予防的対策
・配水管の改良
・給水間の整備・改良
・水圧調整
・腐食防止