流動化コンクリート

流動化コンクリートとは

ベースコンクリートに流動化剤(ナフタレンスルフォン酸、メラミンスルフォン酸、)を添加したもの

 

特徴①:単位水量を増やさずにスランプを大きくし、施工性を向上

特徴②:同一スランプとしたときに、単位水量を減じることで品質改善

 

施工面での必要な配慮

・現場にてアジテータ車に流動化剤を添加してから、20~30分以内に打ち込みを完了させる。

コールドジョイント防止のため、打ち重ね時間間隔を短くする。

・ブリーディングが少ないため、プラスティック収縮ひび割れ防止のため、初期養生を実施する

 

配合面での留意事項

・細骨材率は、流動化後のスランプと同程度とする。

・単位水量は同一スランプのAE減水剤コンクリートの8~12%減

・スランプ増大は10cm以下(5~8cmが標準)