地盤の変形係数とは

地盤の変形係数は、圧力と地盤の変形量の直線部の勾配から算定される。

地盤は完全線形弾性体ではないので、ひずみの小さい場所で求めたものと、ひずみの大きい場所で求めたものでは、小さいもののほうが大きい。

 

変形係数の求め方は、複数ある。

 

①平板載荷試験の繰り返し曲線から求めた変形係数の1/2

②孔内水平載荷試験で測定した変形係数

③供試体の一軸圧縮試験および、三軸圧縮試験から求めた変形係数

④標準貫入試験のN値よりE=2800Nで求めた変形係数

 

そして、地盤反力係数を求めるのに使用される。

 K=1/0.3 αE0(B/0.3)^-3/4